Academic Life & Research
教育・研究
[学生取材]専門応用演習(川口ゼミ)にてゲスト講師を招聘。独立行政法人国際協力機構(JICA)の辰巳知行氏が登壇。
2024.11.22
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
10/23(水)、グローバル・コミュニケーション学科の「国際協力・国際援助研究ゼミ」(川口智恵准教授)にて、独立行政法人国際協力機構(JICA)の辰巳知行氏をゲスト講師として招聘。
同ゼミの学生たちがプロジェクト案を提案しました。
当日の様子を、ワースタの廣瀬真樹(グローバル・コミュニケーション学部3年)がレポートします!
辰巳知行さんは、現在JICAにて国際協力専門員(選挙管理)として働いていらっしゃいます。JICAとは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
この日はまず、辰巳さんのこれまでの国際協力の経歴や専門分野について教えていただきました。
その後、ゼミ学生が作成した3つのJICAのプロジェクト案の発表を行い、審査していただきました。審査員は、JICAの辰巳さんに加え、本学図書館職員の中村さんが駆けつけてくださいました。
今回の発表では、ジェンダーや女性に関連するプロジェクトが多く、様々なデータやグラフなどを用いてどのようにレシピエント国の課題を解決するのか、ゼミ学生は作成したプロジェクトの内容を熱くお話しました。辰巳さんからは、「プロジェクトを遂行する相手国政府の機関はどこか」「具体的にはどのような成果がでるのか」「JICAがいなくても自分たちでこのプロジェクトが継続するにはどうしたらいいか」など、実務家ならではの視点で質問を頂きました。
成果発表であるグループが選ばれ、辰巳さんと中村さんから講評を頂きました。それぞれの学生が発表した喜びをふまえ、さらに学びを深める意思を固めることができました。
緊張の多かった発表の後は、懇談会が行われました。ゼミ学生からは、辰巳さんの経歴への質問やボランティア経験についての質問などがされました。どの質問にも、現地での生活や楽しみの話なども混じえながら回答して下さり、聞いていて勉強になりました。
(取材・撮影・執筆/ 廣瀬真樹)