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8月に実施された「心理学検定」で特1級2名、1級1名合格!勉強法のコツとは

人間科学

2024.12.04

人間科学部では、8月に実施された「一般社団法人日本心理学諸学会連合 認定 第19回心理学検定」にて、団体受験を実施。
「特1級」(合格率12.2%)に2名合格したほか、「1級」(合格率18.12%)に1名、「2級」(合格率34%)に6名が合格しました。
その中から、特1級と1級の合格者インタビューをご紹介します。

(写真は2019年)

心理学検定は心理学の幅広い領域に関する知識が必要とされる検定で、合格した科目数で級が決まります。
中でも、「特1級」は受験科目10科目すべてに合格する必要がある最難関。
そんな「特1級」合格者である人間科学部4年のOさんにお話を伺いました。

■心理学検定のチャレンジ歴は?
心理学を学ぶため、他大学(文学部)を卒業後、3年次編入で入学しました。
そのため、心理学検定は昨年(2023年)夏が初受験で、まず2級に合格。
今年の春に1級、今回念願の特1級に合格しました。

■勉強のコツは?
単語集での暗記をメインに、間違うごとに「正」の字を書きながら繰り返し学習。
今までは「間違える」ことが怖かったのですが、学びを繰り返す「回数」に集中することで、間違いに執着したり、落ち込んだりということがなくなり、「間違って、覚える」という勉強の仕方を見つけました。
授業の学びも役に立ちましたし、逆に、心理学検定に向けて勉強した内容が授業で出てきたこともあり、振り返りや予習にもなりました。

■今後の目標は?
公認心理師を目指し、大学院受験と卒業論文に向けて頑張ります!

さらに、2年生で2級、3年生で1級に合格した坪桃子さんにも勉強のコツを聞いてみました。

■心理学検定のチャレンジ歴は?
心理学検定は「A領域」と「B領域」に分かれていて、2年生で「A領域」の5科目すべてに合格し、今回「B領域」の科目に挑戦しました。
外部の試験を受けることで、心理学の広い領域の中で自分が好きな領域・苦手な領域がハッキリしたし、合格したという自信もつきました。

■勉強のコツは?
「統計」分野は問題集を活用しましたが、あとは教科書と授業のレジュメを使って、夏休みの1カ月弱で集中して勉強。
授業のレジュメは先生方がわかりやすくまとめて下さっているし、図も入っているので、勉強しやすいです!

■今後の目標は?
卒業までにあと2科目合格し、特1級を目指したいです。
また、将来、会社の人事として働きたいので、「メンタルヘルス・マネジメント検定」の受験も検討中。
心理の学びは、人と接する仕事なら何にでも生かせるので、カウンセラー(臨床)以外の進路にも役立つと思います。

<一般社団法人日本心理学諸学会連合 認定 第19回心理学検定>
※順不同・学年は受検当時のもの
■特1級合格(合格率12.2%)
人間科学部 4年 S.O.
人間科学部 4年 丸 道義

■1級合格(合格率18.12%)
人間科学部 3年 坪 桃子

■2級合格(合格率34%)
人間科学部 4年 岩﨑 郁江
人間科学部 3年 水戸 優利
人間科学部 3年 坂場 龍之介
人間科学部 3年 小林 侑生
人間科学部 3年 鶴岡 奏妃
人間科学部 2年 山本 晃輔