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[学生記事]川口ゼミ&開発経済論の履修生がJICA地球ひろばで学外研修

グロコミ

2025.01.10

11/30(土)、グローバル・コミュニケーション学科の「国際協力・国際援助研究ゼミ」および「開発経済論」(ともに 川口智恵准教授) の履修学生が、学外研修として市ヶ谷にある国際協力機構(JICA)の地球ひろばを訪問しました。

川口ゼミ所属・グローバル・コミュニケーション学科3年の廣瀬真樹によるレポートをお届けします!

JICA地球ひろばでは、開発途上国の現状や、地球が抱える課題、国際協力の実情などを、見て・聞いて・さわって体験できる展示と、途上国での活動体験談や開発教育教材を使った参加型体験学習(ワークショップ)などを組み合わせたプログラムを実施しています。
当日はまず、2階研修室でエチオピアで活動された元海外協力隊員経験を聞き、質疑応答やゼミ学生同士での意見交換などを行いました。その後、1階に位置するJICA地球ひろばでSDGsやJICAの活動について学びました。

地球ひろばを散策する前に、職員の方が全体の概要や施設の説明をしてくださいました。

説明を聞く学生

説明後は、各々が興味のあるSDGsやJICAのブースで展示を体験しました。私は釣りゲームやスタンプラリー、SDGsブースなどを周り、楽しい時間を過ごすことが出来ました。それぞれの展示やゲームでは、楽しい体験をしながら国際協力について学ぶことができるものばかりでした。

特に釣りゲームでは、魚を釣り過ぎてしまうと環境破壊に繋がることについて触れられておりとても興味深かったです。

また、SDGsについて学ぶことのできるスペースでは興味のある分野の紹介動画やJICAが行っている活動の紹介、課題の現状について知ることが出来ました。
国際協力適性診断テストというものをプレイすることで、自分自身が今どのような立場にいるのかを知ることができました。今後どのようにSDGsやJICAの活動に市民の1人として参画していくべきかを考えさせられました。

今回の学外研修を通して、国際協力に関する自分自身の知識のアップデートができたと感じます。また、4年や2年生のゼミ生と意見交換ができたことで、多角的に今後の研究課題についても考えることが出来ました。この学外研修を今後のゼミ活動に活かしていきたいと思います。

(取材・撮影・執筆/ 廣瀬真樹)

参考資料
独立行政法人国際協力機構(JICA)「日本国内での取り組み:JICA地球ひろば、教育関係者の皆様へ」JICA、作成日不明、https://www.jica.go.jp/domestic/hiroba/index.html
(2024年12月11日閲覧)