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エチオピアと本学をつないでディスカッション。第2回グローバル・スタディーズセミナー
2025.08.27
6/19(木)、本学1304教室でグローバル・コミュニケーション学部主催「第2回グローバル・スタディーズセミナー(GSS)」を開催しました。
今回はエチオピアの首都アディスアベバと本学をオンラインでつなぎ、本学教室での対面講義とのハイブリッド形式、すべて英語でのセミナー開催となりました。
また、今回から学生にも開放され、教職員と一緒に参加しました。
今回のテーマは「エチオピアと日本の平和観比較」。
エチオピアのアディスアベバ大学からYonas Ashine准教授を、皇學館大学から長谷川怜准教授(対面報告)をお招きし、お二人の研究報告を踏まえフロアとのQ&Aやディスカッションを実施しました。

Yonas准教授によれば、日本と歴史的に縁も深いアフリカのエチオピアでは、平和の概念が思想や歴史と結びついた変容を遂げているとのこと。
これに対し、長谷川准教授は戦前から戦後にかけて日本の平和観が国際関係の展開と連動しつつ変容したことを報告されました。

Yonas Ashine准教授(アディスアベバ大学)の報告スライド

長谷川怜准教授(皇學館大学)の報告スライド
Q&Aおよびディスカッションでは、エチオピアの国家観や、自衛隊派遣と世論の平和観についてなど、興味深いテーマが議論されました。
「海外と本学とをつなぐハイブリッド開催、しかも使用言語が英語のみというのは初めての試みでしたが、メディアセンターのご協力により、ふたを開けてみれば非常にスムーズな進行でした」(井上実佳教授)と、DXが教育・研究にもたらすポジティブな進化を実感した研究会となりました。