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空港で働くとは?現場のリアルに学ぶ3ゼミ合同ゲスト講義

英コミ

2025.09.13

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

7/2(水)、英語コミュニケーション学科の3ゼミによる合同ゲスト講義が実施されました。
参加したのは、「英語コミュニケーション(意味と理解)ゼミ」(高尾享幸教授)、「英語コミュニケーション(社会とことば)ゼミ」(飯尾牧子教授)、「英語コミュニケーション(異文化コミュニケーション)ゼミ」(宮房寿美子准教授)の3ゼミに所属する3年生。

学生たちは6月に羽田空港にて学外研修を行い、利用客のさまざまなニーズに対応するサービスや工夫について考察してきました。
詳しくはこちら:https://www.tyg.jp/research/detail.html?id=25679

今回の講義では、空港におけるグランドハンドリング業務を担うCKTS株式会社から3名のゲストをお迎えし、「空港で働くとは?」をテーマにお話をうかがいました。

CKTS(株)白川氏

CKTS(株)は、航空機の到着から出発までに必要な地上支援業務を幅広く担っており、特に外国航空会社のサポートに強みをもつ企業です。
講義では、業務内容の紹介に加えて、現場での体験談や、国際色豊かな職場でのエピソードなど、学生の関心を引く具体的なお話を伺うことが出来ました。

特に印象的だったのは、ランプ業務に20年以上携わってきた玉木氏や、グランドスタッフの平賀氏による実務経験談です。

玉木氏

平賀氏はグランドスタッフの制服姿で登場

国際線での接客の難しさや、英語も日本語も通じない乗客とのやりとり、遅延時のお客様の反応の違いなど、現場ならではのリアルなエピソードが紹介されました。

また、チェックイン業務の裏側や、外資系航空会社ならではの職場の国際性、多国籍の人々と働く中で得られる刺激や学びについても語られました。

講義の最後には、学生たちから多くの質問が寄せられました。

グランドスタッフとキャビンアテンダントとの違いや、これまでで最も大変だったアクシデント、今後の業界の展望など、働くうえでのリアルな疑問に対して、ゲストが一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
空港というグローバルな現場で働く魅力とリアルな課題を、現役のプロフェッショナルから学ぶ貴重な機会となりました。