Academic Life & Research
教育・研究
1年生が地方や都心でインターンシップに挑戦。「スタートアップ・インターンシップ」報告会
2025.10.30
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
1年次の秋学期集中科目 「スタートアップ・インターンシップ」(石黒順子准 教授)では、履修者が夏休み期間を利用して企業でのインターンシップに挑戦。
9/5(金)、成果報告会が行われました。

9/5(金)の報告会に参加した学生は3名。
それぞれが事前学習で参加目的を設定し、企業を選んでインターンシップを行いました。
まず初めに報告を行ったのは、兵庫県宍粟市にある「道の駅みなみ波賀」(宍粟メイプル株式会社)でのインターンシップに挑戦した現代経営学部1年の中川さん。
今回唯一の長期(34日間)かつ地方企業でのインターンシップに挑戦中ということで、兵庫県宍粟市からオンラインでの発表となりました。

インターンシップでは、SNSの運用をはじめ、道の駅で扱う新商品の企画提案に向け、自らアポイントを取って素材や協力企業を探したり、ペルソナ作成を行ったりといった実務に挑戦しているそうで、「様々な業種に触れる」「早くからインターンシップを経験する」という当初の目的に加え、経営やマーケティングについて実践する「貴重な経験ができた」との報告がありました。
次に登壇した現代経営学部1年の岡安さん、最後に登壇した三上さんは、株式会社ベオスアイティホールディングスでの5日間のインターンシップに参加。
新宿アイランドタワーにオフィスを持つIT企業ということで、中川さんとはまた違った体験となったようです。
岡安さんは、「学生と社会人との違い」や「主体的 でいること」の大切さのほか、「IT企業の良さに気づき就職活動のモチベーションが上がった」と成果を語りました。

また、地方から上京した 三上さんからは、「IT業界やプログラミング、アウトソーシング事業についての理解が深まった」という成果に加えて、新宿のど真ん中にあるオフィスに1週間通い、通勤ラッシュをはじめとする社会人の生活を体感できたこと自体がとてもいい経験になったとの発表が。

3名とも、今後の学びや進路選択に役立つ実践経験を積んだことがわかる報告で、教職員との質疑応答も活発に行われました。
