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教育・研究
ビジネスやリーダーシップの新たな視点を獲得した学生たちの成長。現代経営学部「SDGsリーダー育成プログラム」報告&座談会
2026.10.26
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
9/25(金)、現代経営学部が3年にわたって実施してきた「SDGsリーダー育成プログラム」を総括する学生座談会を開催。
これまで同プログラムに参加してきた学生有志が集まり、八塩圭子学部長、石黒順子学科長、須田孝徳准教授と懇談を行いました。

「SDGsリーダー育成プログラム」は、現代経営学部が次世代を担う学生の育成を目的とし、プレゼンテーション大会「プレゼンTOGAKU」代表に選ばれた1年生(当時)を対象として行ってきた学外研修の取り組み。
初年度は、石坂産業株式会社にご協力いただき産業廃棄物の分別・分級・再資源化を行うプラントや環境教育施設の視察、2~3年目は「ゼロ・ウェイスト宣言」や「葉っぱビジネス」で知られる徳島県・上勝町の視察を行いました。

今年3月に開催された第3回研修の模様(徳島県上勝町のゼロ・ウェイストセンター)
9/25(金)の座談会には、第1回に参加した4年生から今年参加した2年生まで、5名が出席。
研修での体験がその後の大学生活に与えた影響や、研修をより良い内容にするための学生視点での提案など、活発な意見交換が行われました。

初年度に参加し、2年生以降に学園祭運営局の班長やゼミ長などを務めるなど各所でリーダーシップを発揮している森山礼さん(4年)は、「研修参加者に選ばれたことで自信がつき、自ら行動しようとする姿勢にシフトした」と発言、他の学生たちからも賛同の声が。
「研修に参加して以降、大勢の学生がいる中で『任された』という責任感が生まれ、自分から動こうとより強く思うようになった」と語りました。

森山さん
2年目の研修参加者からは、徳島で地方自治体ならではの取り組みやビジネスを視察した平良円さん・高田孝美さん(ともに3年)が出席。
平良さんからは、「身近な事柄からビジネスが生まれ、堅実な積み重ねで成長できることを知り、『起業』も未来の選択肢のひとつになると気づいた」と視点の変化を実感する声のほか、「コンサルティング型の課題解決型学習を取り入れることでより突き抜けた学びができ、『全員がリーダー』というリーダーシップの新たなありかたを学べるのでは」という提言が。

平良さん(右)
一方、研修で「最初は参加を迷ったけれど、新しいことに挑戦することで意外な面白さや色々な人とつながれる機会がいっぱい転がっていた」と話した高田さんは、3年になった現在もさまざまな「挑戦」を続け、野村ゼミの屋上菜園プロジェクトでも地域の人々や地方農家の方々とのPBLを推進するなど活躍中。
「あまり興味のないことでも挑戦してみることで本当に楽しく充実した活動ができているので、みんなもたくさん挑戦してほしい」(高田さん)と語りました。

高田さん(左)
3年目となった今年の参加者からは、梅田和果さん、佐藤綾音さん、武井空美さん(ともに2年)が出席。

左から佐藤さん、梅田さん、武井さん
元々はあまり積極的なタイプではなかったという佐藤さんも、先輩たち同様、研修後に自信がついて、100周年記念学生委員会に参加するなど積極的に活動しているそう。
「今あるモノや環境からちょっと視点を変えて何か生み出せないかを考えるようになった」と話しました。

佐藤さん(左)
一方で、この夏に短期留学プログラム(カンボジアインターンシップ)に参加した梅田さんと、ベトナム出身の武井さんからは、上勝町で視察したゼロ・ウェイストの取り組みを海外の現状と比較しての感想が。
まずは、梅田さんが「ゴミの扱いをはじめ、人々の暮らしについて注目する機会が増えた。留学中もカンボジアと日本のゴミ分別の違いが気になって調べました」と、研修後に起きた視点の変化を語りました。

梅田さん
それを受けて、武井さんからは「ベトナムではゴミの分別をしていない。せっかく私には(ベトナムの人と)話せる機会があるので、もっと問題意識を伝えていきたい」との意気込みが。

武井さん(中央)
SDGsについてグローバルな視点を獲得した2人の話を機に、ゴミの分別・リサイクルに対する意識変化や様々な地域・家庭での取り組みについての話題が盛り上がりました。

その後は研修の今後についても意見交換が行われ、「東京や都会だけで学ぶと思考が凝り固まるので、(地方研修で)視野を広げて課題解決を学ぶのはとても大事」「事前学習はし過ぎず現地での驚きを大切にすべき。研修後に、改めて経験を振り返る学習機会が欲しい」など、前向きなアイデアがたくさん寄せられました。
<指導担当教員のコメント>
この活動は、「SDGsリーダー育成プログラム」の一環として、現代経営学部の「プレゼンTOGAKU」代表学生などの1年生を対象に2023年度から行ってきたものです。初回の参加者が4年生となったこともあり、このたび総括の場を設けました。学部に刺激を与え、リードしていくような存在になってもらうことを目標に掲げて実施しているプログラムですが、今回の学生の様子から、この目標が達せられていることが裏付けられました。今後もひきつづき学生の実践的な学びにつながるプログラムを開発し、学生の成長につながる機会を設けていきます。(石黒順子学科長)
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