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1年生のクラス代表がプレゼン力を競う!3学部の「プレゼンTOGAKU」報告

グロコミ,現代経営,人間科学,教養教育

2019.12.23

毎年恒例、1年生によるプレゼンテーション大会「プレゼンTOGAKU」の全体会を開催。
各クラス代表が学部の1年生全員を前にプレゼンテーションを披露しました。

人間科学部全体会の様子

「プレゼンTOGAKU」は1年次の必修科目「教養基礎演習B」の授業の一環で、まずクラスごとに全1年生がプレゼンテーションを行い、クラス代表を選出。
学部ごとに開催された全体会で、クラス代表がプレゼンテーション力を競います。

グローバル・コミュニケーション学部全体会の様子

今年は12/5(木)に人間科学部とグローバル・コミュニケーション学部、12/10(火)に現代経営学部の全体会を実施。

人間科学部とグローバル・コミュニケーション学部の全体会は会場投票で順位が決まるクラス対抗コンテスト形式、現代経営学部は順位のつかない発表会として開催されました。

現代経営学部全体会の様子

12/5(木)1限に行われた人間科学部全体会には、8名のクラス代表が登壇。
死刑制度に関するプレゼンテーションを皮切りに、通勤ラッシュや東京2020オリンピック・パラリンピック、対人関係のヒントなど、社会問題や「人」に関わる身近なテーマが多く、客観的な根拠であるデータに基づきながら自らの意見を主張していくことで聴き手を惹きつけていくようなプレゼンテーションが相次ぎました。

人間科学部の発表者と紹介者、司会スタッフ

学生と教員による投票の結果、「褒めることの効果」について、臨床心理学や社会心理学の先行研究を引用しつつ、具体例や活用方法をわかりやすく解説した笹岡綾乃さんが学長賞(最優秀賞)を受賞。
第2位の学部長賞は独特の語り口調で友人の必要性を語り会場を沸かせた安藤彰吾さん、第3位の教養教育センター長賞は鎌田鼓太郎さん、特別賞は下山空良さんが受賞しました。

人間科学部の学長賞受賞者

続いて同日2限にはグローバル・コミュニケーション学部の全体会を開催。
9名のクラス代表が登壇し、インバウンドやマスメディアなどの社会的な問題から、絵画や音楽などの文化的な問題まで、幅広いテーマが取り上げられました。

グローバル・コミュニケーション学部の発表者と紹介者、司会スタッフ

聴き手の学生たちが真剣かつ応援ムードで見守るなか、どの発表者も独自の切り口からデータや事例を交えた説得力のあるプレゼンテーションを行いました。
なかでも、男女格差について男女両方の立場から論じた髙橋侑雅さんのプレゼンが最多支持を集め、グローバル・コミュニケーション学部の学長賞(最優秀賞)を受賞しました。
第2位の学部長賞は日本におけるインバウンド向け観光のあり方について語った荒川実紅さん、第3位の教養教育センター長賞は今野里咲さん、特別賞は日野陽太さんが受賞しました。

グローバル・コミュニケーション学部の学長賞受賞者

12/10(火)に行われた現代経営学部の全体会では、他の2学部とは異なりスライドを使用してのプレゼンテーションが行われました。
8名の学生たちはスライドの見せ方や双方向コミュニケーションなど、聴衆を惹きつけるための工夫を凝らしたプレゼンテーションを行いました。

現代経営学部の発表者とスタッフ

店頭マーケティングやキャッシュレス化、地域経済、行政の課題など、今後の学びにつながるテーマも多く、教員からは2年次以降もテーマを追求し、学びを深めていってほしいとの声が上がっていました。

スライドの使い方にも工夫が見られた現代経営学部

各学部とも、教員陣からは代表者はもちろんクラス内発表を含めて年々レベルが上がってきているとの声が聞かれ、今後の学びや研究につながるテーマも多く見られました。