Academic Life & Research
教育・研究
世界の子どもたちとクリスマスカードを交換。坂本ゼミが地元の民間学童保育で行う「グローバル英語体験」
2019.12.24
12/20(金)、英語コミュニケーション学科「児童英語教育ゼミ」(坂本ひとみ教授)の3、4年生が地元・本郷の民間学童保育「ツリー・アンド・ツリー本郷真砂」を訪問。
クリスマスをテーマに、同学童保育の小学生に向けた「グローバル英語体験」を行いました。

「グローバル英語体験」は、子どもたちが楽しく英語に触れられる機会作りを目的とした坂本ゼミの活動で、今年度は地元・本郷の民間学童保育「ツリー・アンド・ツリー本郷真砂」にて定期的に開催しています。
今回は、まず初めに4年生が卒業制作として取り組んだトッド・パールの絵本『It’s OK to Be Different』のメッセージを子どもたちとじっくり考えました。「どんな夢を持ってもいいんだよ」「どんな肌の色だっていいんだよ」など、聞いた英語と絵から子どもたちがそのメッセージをとてもよく推測できることに学生たちは驚いていました。「多様性を認めよう」ということを子どもたちなりに理解したようでした。

4年生が卒業制作として作った手作り絵本
次に、学生たちがサンタクロースやトナカイに扮してクリスマス・レッスンを実施。
英単語ゲームや、英語の指示にあわせてホワイトボードに描かれたクリスマスツリーを飾りつけるゲームを行い、参加した小学生たちも盛り上がっていました。

また、今年度の「グローバル英語体験」では、国際教育ネットワークであるNGO「iEARN(アイアーン)」の〝HOLIDAY CARD EXCHANGE PROGRAM″に参加。同プログラムを通じて学童保育の子どもたちと外国の小学生とのメッセージカードの交換をしています。
子どもたちは、カナダ、台湾、パキスタンから届いた色とりどりのメッセージカードに目を輝かせながら、台湾にも日本と同じ干支があることやイスラム教の国や地域では“Merry Christmas”ではなく“Happy Holidays”ということなどを学んでいました。

小学生が放課後を過ごす場である学童保育での実習は、児童が自由に参加できる雰囲気の中で学生と子どもたちが一緒に楽しみながら英語体験を行うことができるため、児童英語教育を研究するゼミ生にとって学びの多い活動となっています。