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サントリービールが都内に工場を持つ理由とは?鵜瀞ゼミの学外研修
2020.02.17
2/10(月)、現代経営学部「産業組織研究ゼミ」(鵜瀞惠子教授)の3年生が学外研修を実施。
サントリービール株式会社東京・武蔵野ブルワリー(東京都府中市)を見学し、ビールの製造工程や、都内に工場を持つ優位性について学びました。

100%天然水仕込みにこだわったサントリーのビール工場は、利根川、武蔵野、京都、阿蘇の4カ所のみ。
今回学外研修を行った東京・武蔵野ブルワリーは、4カ所の中で唯一、都内にあるビール工場です。
工場では、温めた天然水に砕いた麦芽を加え、でんぷんを糖に分解し、ホップを加えて香りと苦みを付け、発酵させて若ビールを作り、熟成、ろ過、パッケージングをするというビールの製造工程を学習。
学生たちは麦芽を食べてみたり、釜の中を覗いたり、仕込み樽の中を歩いたりしながら、工場の方から詳しい説明を受けました。
「学生たちは、素材選びのこだわり、仕込みや煮沸の製法の工夫、工場の衛生管理が印象に残ったようです」(鵜瀞教授)
また、見学を通じ、ビール工場の立地は、良質な天然水が得られることだけではなく、消費地までの出荷のしやすさ、消費者が手にする鮮度も重要ということがわかり、都内にある工場の優位性について学ぶ機会となりました。

見学後には工場近くにある大國魂神社に立ち寄り、就職活動の成功を祈願