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ICPの3年生と法政大学、福島県白方小学校6年生クラスがオンラインで交流

英コミ,ICP

2020.12.08

11/27(金)、英語コミュニケーション学科の坂本ひとみ教授と国際キャリアプログラム(ICP)の3年生が、法政大学キャリアデザイン学部の坂本ゼミ(坂本旬教授)とともに福島県白方小学校の6年生クラスとオンラインで交流。
様々なテーマでの発表が行われました。

坂本ひとみ教授は、坂本旬教授が代表を務める科研のメンバーとして、毎年、本学の児童英語教育ゼミの学生とともに福島の小学校で授業支援を行っています。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染症のために直接現地で活動することが難しく、初めてオンラインでの交流イベントを実施することになりました。

イベントでは、まず坂本ひとみ教授とインターンのMaslinが、小学生たちが海外の子どもたちとホリデーカードを交換するプロジェクトに参加するための事前授業をEnglish Loungeから配信。
交換先の国々について、地理や文化を紹介したほか、ICPの学生による英語の朗読などを行いました。

続いて、白方小学校の児童たちがいくつかのグループに分かれてプレゼンテーションを実施。
小学校で行っているSDGs関連の活動報告、自分たちが住む須賀川市の歴史や有名人の紹介、学校菜園のキュウリ販売してコロナで大変な思いをしている医療関係者へ売り上げを寄附したことなど、各グループが頑張って発表する姿に、画面越しの大学生たちから温かな拍手が送られていました。

最後に、法政大学の坂本ゼミ生が大学の校舎内を案内。
カメラを持って実際に校舎内を歩きながらキャンパスの様子をレポートするなど、映像制作を行っている同ゼミならではのLIVE配信で、小学生はもちろん、本学の学生たちにとっても他大学の様子を知る貴重な機会となりました。

参加した児童にとって、今回のような大学生との交流は初めてだったそうで、小学校の先生からは「(子どもたちが)『大学ってこういうところなんだ!行きたい!』と願望をもったことがいい点だったと思う。アンコールの声もたくさん出ている」と、嬉しいコメントをいただきました。
「小学生に『大学っていいな』と思ってもらえたことが最大の成果です。大学生にとってもこういう経験は初めてで、オンラインならではのイベントでした。他大学のゼミとの交流を通じて、お互いに刺激を受けるといいなと思っております」(坂本ひとみ教授)