Academic Life & Research
教育・研究
本庄ゼミが化粧品のマーケッター経験豊富なゲスト講師を招聘、オンライン面接での「自分の見せ方」を学ぶ
2020.12.18
12/7(月)、現代経営学部「マーケティング戦略/プロジェクトマネジメントゼミ」(本庄加代子准教授)のゲスト講師として株式会社スタイリングライグ・ホールディングスの中尾真由美氏が来学。
なぜ就職活動で見た目やメイクにこだわる必要があるのか、オンライン面接での第一印象を良くするにはどうすればいいのかを、マーケティングとメイクアップという両方の視点から講義いただきました。

中尾氏は資生堂の美容部員を経て同社初のマーチャンダイザーとして全国の店舗プロモーション企画を手掛けたのち「マキアージュ」のマーケッターとしてブランドの誕生から育成までに関わり、現在は株式会社スタイリングライグ・ホールディングス傘下企業において管理部門で知財管理に従事。
日本化粧品検定協会インストラクター資格をはじめ、SCMA嶋田ちあきメイクアップアカデミープロフェッショナル資格など、スキンケア・ヘアメイクに関わる数々の資格もお持ちです。
講義では、人間の第一印象は視覚・聴覚の影響を大きく受けるという「メラビアンの法則」について解説。
特に新型コロナウイルス感染症対策で増えているオンラインでのコミュニケーションにおいて、第一印象をよくするためには、まさに「見た目が9割」という状況になっているそうです。
その上で、オンライン面接で自分の熱意や空気感をよりしっかりと伝えるための“見せ方”について、メイクのポイントや目線の位置、顔の角度、リングライトの使い方などを、実技を交えながら教えていただきました。

「清潔感」「知性」「意欲」という就職活動において相手に伝えたい印象は、それぞれ顔のどの部分で表すことができるか、といった具体的なアドバイスもあり、就活を間近に控えたゼミ生たちが必要な知識と技術を学ぶ大変貴重な機会となりました。