Academic Life & Research
教育・研究

現代経営

「不安」は成長の原動力-アクサス(株)取締役 砂長義和氏を招いての本庄ゼミ・木村ゼミ合同授業

現代経営

2021.07.10

7/5(月)、現代経営学部の「マーケティング戦略/プロジェクトマネジメントゼミ」(本庄加代子准教授)の3、4年生と、「会計ゼミ会計情報と企業分析に関する研究ゼミ」(木村昭興准教授)の3年生による合同授業が行われ、アクサス株式会社取締役 経営管理本部長の砂長義和氏をゲスト講師として招聘。
キャリアコンサルティング技能士2級の資格を持つ砂長氏による、キャリア形成についての特別講義が行われました。

講義は本庄ゼミ4年の早坂さんによる挨拶からスタート。

大学での学びや活動経験を活かして内定を獲得した4年生の挨拶に、3年生たちも気を引き締めて授業に臨んでいました。

その後、改めて砂長氏が登壇し、「不安」をキーワードに今の時代に通用するキャリア形成のヒントについてお話しいただきました。

砂長義和氏

お話しいただいたのは、「不安」の科学的メカニズムから、「不安」を行動のエネルギーへと転化し成長のきっかけにするための考え方など、将来への漠然とした不安を抱えている学生たちにとってピンポイントな話題。
先が見通せない時代において、予期せぬ出来事をピンチではなくチャンスとして捉えるための「プランドハプンスタンス理論」や、自らのキャリアをより好転させるために必要な「5つの心得」など、様々なアドバイスをいただきました。

講義後には、学生たちとの活発な質疑応答が。

秋学期の就職活動本格化に向けた準備を進めている3年生による「不安」の解消法や面接対策に関する質問から、今まさに就職活動中という4年生からの「会社の選び方」や「内々定後の行動」についての質問まで丁寧なアドバイスをいただき、学生たちが就職活動や自分のキャリア形成に対してより広い視点で捉え直すきっかけとなったようです。