Academic Life & Research
教育・研究
心理職初の国家資格「公認心理師」のガイダンス(1年生対象)を対面とオンラインで実施
2021.07.13
7/9(金)、人間科学部の1年生を対象に「公認心理師ガイダンス」を実施。
公認心理師・臨床心理士の資格を持つ塩谷隼平教授から、心理職初の国家資格である公認心理師を目指す方法と本学の資格取得支援についての説明が行われました。

公認心理師は、本学の人間科学部が設置する公認心理師課程を修了後、大学院進学もしくは2年以上の実務経験を経ることで国家試験の受験が可能となります。
ガイダンスでは、公認心理師の国家試験や主な職場と言った基礎的な情報に加え、公認心理師課程の指定科目や学内での手続きなどについて解説。
さらに、麻田萌助教からは心理実習に向けた心構えなどを、具体的に説明。
当日は30名強の1年生が出席したほか、対面でのガイダンスに出席できない学生用にオンラインでも配信。
入学当初から公認心理師を目指している学生はもちろん、「『公認心理師』という資格があることは知っていたけれど、詳しくは知らなかったので良い機会になりました」(参加した1年生)と、心理・福祉系の進路について広くイメージしているという学生も多く参加しており、資格取得に対する関心の高さが伺えました。
また、ガイダンス後に教員に追加で質問をしたり、国家試験対策の教材に目を通したりと、熱心に情報収集をしている学生たちの姿も見られました。

公認心理師は2018年に第1回国家試験が行われた新しい資格で、本学では公認心理師課程の1期生が今年4年生となり、学外の機関での心理実習を行っています。
また、心理専門職の進路を選んだ卒業生からも続々と資格取得の報告が届いており、医療、福祉、教育など様々な分野で資格を活かして活躍しています。