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デザイン思考で「動産」のビジネスと社会的価値を提案。安藤ゼミの産学連携プロジェクトがスタート

産官学連携,現代経営

2021.07.29

現代経営学部の「新商品開発ゼミ」(安藤拓生専任講師)が産学連携プロジェクトをスタート。
キックオフとして、7/12(月)に、トレーラーハウスのデザイン・開発を手がける株式会社カンバーランド・ジャパン東京支社長の菊地聡氏を招いたオンライン授業を行いました。

今回のプロジェクトは、「これからの社会における『動産』の価値を提案する」がテーマ。
After/with COVID -19を見据えた社会・生活の変化を踏まえ、社会における問題をデザインで解決するための企画やビジネスについて研究します。
キックオフでは、トレーラーハウスをはじめとするモビリティホーム(動かせる家)のデザイン開発を手がける菊地氏から、モビリティホーム市場や可能性についてお話しいただくとともに、過去の事例から学ぶケーススタディを行いました。

菊地聡氏(2019年撮影)

ライフスタイルの変化により、レジャーはもちろん、宿泊・飲食・アパレル・公共事業など様々なシーンで建築・変更・移動・解体を手軽に行えるトレーラーハウスやモビリティホームの活用が進んでいます。
今回の講義では、グランピング施設や店舗利用のほか、仮設住宅などの災害支援、自治体の移住支援、企業のマーケティング活動など、様々な活用事例をご紹介いただきながら、「動産」の活用方法やビジネスについて学習。
さらに、トレーラーハウスそのものや、トレーラーハウスを使ったエリアのデザイン事例について学び、学生との質疑応答も行われました。

 

安藤ゼミでは今後、トレーラーハウスを活用しているキャンプ場での学外研修、トレーラーハウス工場の見学など、現場での調査・研究も検討中。
1月に菊地氏らトレーラーハウス・モビリティホームのビジネスに関わる方々をお招きして、最終プレゼンテーションを行う予定です。