Academic Life & Research
教育・研究

2/3（金）、英語コミュニケーション学科で教職課程を履修する4年生による教育実習の報告会が行われました。

今回の報告会では4名の4年生が登壇。
実習先の学校紹介や１日のスケジュールなどを含めた具体的な活動内容について、3週間に渡って中学校で教育実習を行った4年生が実践的なアドバイスを３年生に贈りました。
また、教育実習で作成した学習指導案を用いて研究授業（精錬授業）を再現。

４年生４名は、各実習校の授業やクラスの状況を踏まえつつ、“アクティブ”な授業づくりに取り組んでおり、今回はその一部を発表しました。
自作の教材やクイズシートで積極的に生徒とコミュニケーションをとったり、音楽を活用したりと、緩急をつけた授業を展開。
さらに、その授業で実習先の生徒からどのような反応があったかもあわせて後輩に伝えました。

授業後には活発な質疑応答も。
3年生からは「自分の英語が生徒に伝わっていないと感じたときの対処法は？」「友達の輪に入るのが苦手な生徒への声のかけ方は？」「実習先のICTの導入状況は？」「学校と地域の連携を感じたことは？」など多くの質問があがり、4年生は教育実習での経験を踏まえた具体的な回答とアドバイスを返していました。

教育実習について4年生から３年生へアドバイスも

指導にあたった松永幸子教授は、「学生たちの報告を聞いて素晴らしい教育実習体験をしていたことが分かった。音楽を使うなど、中学生が好きなものを調べて授業に取り入れようとする工夫が非常によかった」と講評しました。

指導にあたった津村敏雄教授のコメント：
「４年生は４年間がんばりました。それぞれの個性や持ち味を存分に発揮した素晴らしい教育実習報告会でした。皆さんの今後のご活躍を心からお祈りします！　3年生にとっては教育実習に向けて実りの多い実践的な学びの機会となりました。さあ、もうすぐ事前指導ですね。先輩からの熱い応援メッセージをパワーに変えて一緒にがんばりましょう！」

教職課程を履修した４年生