Academic Life & Research
教育・研究

グロコミ

特別講座「科学技術革命とアジアの未来―アジア共同体への新しいアプローチ」第6回報告

グロコミ

2019.11.07

11/1(金)、2019年度ワンアジア財団助成特別講座「科学技術革命とアジアの未来―アジア共同体への新しいアプローチ」第6回を実施。
講師に本学の元客員教授である井川紀道氏(元 世界銀行MIGA長官、一帯一路日本研究センター副代表)を迎え、「資本交流の新展開―アジア・中国・日本にとっての新たな挑戦」というテーマでお話しいただきました。

井川紀道氏

講義では、アメリカと中国の貿易摩擦とその影響をテーマに、グローバリゼーションに伴うアメリカと中国の貿易・投資がそれぞれどう変化し、どのような貿易摩擦が発生してきたかを解説。

米中の貿易摩擦が貿易赤字の解消から技術覇権争いへと推移する現状において、中国側の政策や、中国への追加関税を押し進めるアメリカ・トランプ政権の内部事情、そして、日本が今後、中国をはじめとするアジア・ASEAN諸国に対してどのような資本交流を行うべきかについてお話しいただきました。

次回は11/8(金)、公益財団法人ライフサイエンス振興財団理事長の林 幸秀氏を講師に迎え「中国の科学技術の現状~宇宙開発等における主要国との比較」というテーマで開講します。

本講座は1/10(金)まで毎週金曜の3限(13:00~14:30)に本郷キャンパスで開講します。
※12/27(金)・1/3(金)は休み
詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。

東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座