Academic Life & Research
教育・研究
木川ゼミがキャッシュレス決済の消費者庁調査に協力。拓殖大学足代ゼミとの合同ゼミもスタート
2020.10.23
現代経営学部の「経営戦略とイノベーション・マネジメントゼミ」(木川大輔専任講師)では、3年次ゼミの秋学期から「キャッシュレス決済サービス」に関する2つのプロジェクトをスタート。
ひとつは消費者庁からの依頼を受けて大学生におけるキャッシュレス決済の利用状況に関する調査協力を行うという官学連携プロジェクトで、10/19(月)に消費者庁の新未来創造戦略本部の下堂薗雄三氏と三谷達也氏を迎えてキックオフが行われました。

消費者庁職員による調査内容の説明
キックオフでは、下堂薗氏から日本におけるキャッシュレス決済の普及状況やこれまでに行われたキャッシュレス決済に関するアンケート調査、消費行動調査の結果についてのお話を伺ったほか、今回木川ゼミが協力する調査に関するプレゼンテーションを受けました。
ゼミ生たちは約1カ月に渡る消費行動調査を行った後、消費者庁職員とのディスカッションを行う予定で、調査を行いながら、消費者目線でキャッシュレス決済サービスを研究していく予定です。
二つ目のプロジェクトは、昨年度に続いて実施される、拓殖大学足代ゼミとのインカレプロジェクト(合同ゼミ)です。

合同ゼミのテーマを説明する木川専任講師
合同ゼミでは、木川ゼミと足代ゼミの3年生がそれぞれメルペイ、楽天Pay、PayPay、Suicaの4チームに分かれ、社員目線で自社のサービスを研究。
審査員として現役のコンサルタントやビジネスパーソンを招聘し、「20代のユーザー層に自社の決済サービスの普及率を高めるための新サービスや新ビジネスのアイデアを提案する」というテーマで提案内容やプレゼンテーション力を競う予定です。

10/19(月)のゼミに来学いただいた、拓殖大学の足代訓史准教授
この日のゼミではテーマやスケジュールの発表に続き、どのチームがどのサービスを担当するかを決定。
早速、チーム内での役割分担やスケジュールの確認、自チームが担当するキャッシュレス決済サービスについての話し合いが進みました。
「キャッシュレス決済サービスについて、消費者庁の調査に協力することで自分自身の経験を踏まえた消費者目線で考察を行い、さらに拓殖大学との合同ゼミでは『自社の新サービスに関するアイデアを上司に提案する』という社員の目線で企画を考え発表することで、両面から学んでほしい」(木川専任講師)
足代ゼミとのインカレプロジェクトは、11月に中間発表、12月に最終発表を実施予定です。
昨年度のインカレプロジェクトの模様はこちら
木川ゼミと拓殖大学足代ゼミによるインカレプロジェクト最終発表報告