Academic Life & Research
教育・研究
クラシックコンサート来場者にクリスマスの贈り物を。八塩ゼミ生が横浜みなとみらいホールの公演でマーケティング企画を実践
2022.12.23
現代経営学部「マーケティングとメディア研究ゼミ」(八塩圭子教授)では、横浜みなとみらいホールとの産学連携プロジェクトの一環として、「ホールのリニューアルオープンを盛り上げ、軌道に乗せるためのマーケティング戦略」を提案し、SDGsの視点と大学生ならではの強みを活かした様々な企画を考案、実施しています。
12/21(水)、八塩ゼミの11名が、横浜みなとみらいホールが主催する「クリスマス・パイプオルガン・コンサート2022」にて、「キズナをつなぐトキ」というテーマをもとに来場者へのプレゼント企画を実施。
来場者全員にメッセージ付きクリスマスカードを配布したほか、フェアトレードチョコレートのプレゼント抽選企画、館内のクリスマス装飾などを行って、コンサートを盛り上げました。

コンサート当日、ゼミ生たちは開場の3時間前にホールに到着。
ホールのバックヤードをお借りして、来場者1800名分のクリスマスカード&封筒セットを準備しました。

カードは、ホールキャラクター「みなトラくん」のイラストが入ったゼミ生オリジナルデザイン。
「大切な人にメッセージを送りませんか?」という手紙を添えたほか、カードに当たりシールを貼って、抽選で300名にチョコレートをプレゼントするという仕掛けも用意しました。
開場時間前には、ホールスタッフとの打合せにも参加。
カード配付担当、プレゼント企画アナウンス担当、撮影スポット担当に分かれ、開場に備えました。

ホールスタッフと各担当の動きを確認

学生考案のトリックデザインの撮影スポットでは、入念な位置調整が
17:20、開場とともに、たくさんのお客様が入場。
カード配付担当学生が来場者一人ひとりにコンサートプログラムとクリスマスカードセットを手渡しました。

2階、3階ロビーでは、ポスター前でプレゼント企画アナウンス担当の学生が、「カードにシールが貼ってある方にチョコレートをプレゼントします」と声かけ。
お客様からは「わぁ当たった!嬉しい」「公演後も楽しみ」といった嬉しい反応がありました。

また、ホワイエでみなとみらいの夜景を見ながら公演を待つお客様からは「ミニツリーが素敵」という声も。

クリスマスコンサートにはゼミ生もご招待いただき、同ホールのシンボルであるパイプオルガン「Lucy」の演奏に聴き入りました。

写真:藤本史昭(画像提供:横浜みなとみらいホール)
ゼミ生たちは、終演後も大忙し。
ホールリニューアルオープンに合わせて1階に設置した、パイプオルガンをモチーフにしたトリックデザインの撮影スポットで、お客様への声かけや撮影のサポートを行いました。

この日が展示最終日ということもあり、終演後には行列ができるほどの大盛況に。
たくさんのお客様の笑顔が見られました。

一方、2階、3階ホワイエでは、プレゼント企画に当選したお客様へゼミ生たちがチョコレートを手渡し。

今回の企画テーマでもある「SDGs」の視点から、ホール地元の横浜にある菓子店にフェアトレードチョコレートを発注するなど、こだわりのプレゼントを用意したゼミ生たち。
準備が大変だった分、受け取ったお客様の喜ぶ姿に、どの学生も達成感に満ちた笑顔を見せていました。

公演前の準備から、終演後のプレゼント企画までコンサートを盛り上げることに成功したゼミ生たち。
1月には、ホール関係者を迎えて産学連携プロジェクトの最終プレゼンテーションを行います。
