教職課程に関する情報公開
教育職員免許法施行規則第22条の6に規定する情報について

(教育職員免許法施行規則第22条6 第1号関係)

教員養成の理念、教員像、到達目標

東洋学園大学は「豊かな教養、人間性、国際性を備えた人材の育成」を建学の理念として、教養教育と英語教育を柱としたリベラルアーツ教育に長年力を注いできています。この理念に照らし、英語コミュニケーション学科では「国際的共通語である英語の背景となる文化や社会に関する知識・理解を深め、英語という言語の汎用的技能を修得し、十分なコミュニケーションスキルを身に付けるとともに、英語に関する専門的知識を踏まえて英語教育に関する基礎理論や指導法を理解した人材の養成」を目指しています。またこれから一層グローバル化していく世界において、「社会的責任を十分認識し、高い倫理観を持ち、自己を管理し、進んで他者との協働に参画する力を育み、最終的には英語や社会・人間に対する統合的な学習経験に基づいて創造的思考力を身に付けた教員」を養成することを目指しています。

1年次

  • 教職課程履修の手順を理解する。
  • 教員という職業の社会的意義を学び、教職に求められる知識の深さ、人格の安定などについて理解を深める。
  • 教育を歴史的・思想的に理解し、現在の教育の課題を考察する。
  • 学習や生徒の心理に関しての理論を学び、生徒や保護者からの相談に対応するための基本的知識を学ぶ。

2年次

  • 学級経営について理論を学び、指導案を作成できるようになる。
  • 学習指導要領の意義と存在価値を理解する。
  • 英語教授法の歴史や各教授法の長所・短所を学ぶ。
  • 教授法を英語教育の場面でどのように活用するかを考え、自分なりに工夫することができるようになる。

3年次

  • 特別活動・生徒指導・道徳教育について理論を学び、学習指導要領の内容に即した適切な授業案を作成できるようにする。
  • 教材作成方法を学び、英語教育の場面で適切な教材を工夫することができるようになる。
  • カウンセリングの初歩的技術を学び、生徒や保護者からの相談に対応するための基本的知識と技術を学ぶ。
  • 介護等体験を通じて、コミュニケーション技術を身に付けるとともに個人の尊厳や他者と共生する社会について自分の考えを持つことができるようになる。

4年次

  • 教育実習を通じて、教職の実際の内容や課題を実感する。
  • 教職に必要な知識、技術、人格などに関して具体的な理解を深め、より良い教授法への改善を探求する。
  • これまで学んできた教職の知識や体験を総括し、卒業後教員として教壇に立つ準備をする。

(教育職員免許法施行規則第22条6 第2号関係)

教職指導に係る学内組織の体制

学内組織

学内組織

教員数及び各教員が有する学位及び業績

  1. 「各教科の指導法」及び「教育の基礎的理解に関する科目等」専任教員数
    教職課程認定基準に定める必要専任教員数 2名以上
    現在の専任教員数 2名
  2. 「教科に関する専門的事項」専任教員数
    教職課程認定基準に定める必要専任教員数 3名以上
    現在の専任教員数 3名

(教育職員免許法施行規則第22条6 第3号関係)

教育課程

(a) 「教科及び教科の指導法に関する科目」の履修

免許状の種類・単位数免許法施行規則に定める科目区分開設授業科目配当年次単位数履修方法
中一種高一種
右記科目区分より各1単位以上、合計20単位以上教科及び教科の指導法に関する科目教科に関する専門的事項に関する科目英語学英語音声学222必修必修
英語教授文法222必修必修
英語文学英語文学1322必修必修
英語文学2322必修必修
英語コミュニケーションCollege English II-1A211必修必修
College English II-1B211必修必修
College English II-2A211必修必修
College English II-2B211必修必修
College English II-3A211必修必修
College English II-3B211必修必修
College English II-4A211必修必修
College English II-4B211必修必修
異文化理解異文化交流とコミュニケーション322必修必修
世界の英語322必修必修
右記科目区分より8単位以上右記科目区分より4単位以上教科の指導法に関する科目英語科教育法1222必修必修
英語科教育法2222必修必修
英語科教育法3322必修必修
英語科教育法4322必修必修
28単位以上24単位以上本学が開講している科目、単位数の合計2828

(b) 教育の基礎的理解に関する科目の履修

免許状の種類・単位数免許法施行規則に定める科目区分開設授業科目配当年次単位数履修方法
中一種高一種
1010教育の基礎的理解に関する科目教育原理122必修必修
教育史322必修必修
教職概論122必修必修
教育制度比較論222必修必修
教育心理学122必修必修
特別支援教育222必修必修
教育課程論222必修必修
10単位以上10単位以上本学が開講している科目、単位数の合計1414

(c) 道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目の履修

免許状の種類・単位数免許法施行規則に定める科目区分開設授業科目配当年次単位数履修方法
中一種高一種
108道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目道徳教育指導法32必修
総合的な学習の時間の指導法322必修必修
特別活動指導法322必修必修
教育方法論(情報通信技術の活用を含む)222必修必修
生徒指導・進路指導322必修必修
教育相談322必修必修
10単位以上8単位以上本学が開講している科目、単位数の合計1210

(d) 教育実践に関する科目

免許状の種類・単位数免許法施行規則に定める科目区分開設授業科目配当年次単位数履修方法
中一種高一種
75教育実践に関する科目事前・事後指導411必修必修
中学校教育実習44必修
高等学校教育実習42必修
教職実践演習(中・高)422必修必修
7単位以上5単位以上本学が開講している科目、単位数の合計75

(e) 大学が独自に設定する科目

免許状の種類・単位数免許法施行規則に定める科目区分開設授業科目配当年次単位数履修方法
中一種高一種
412大学が独自に設定する科目道徳教育指導法32選択
学校体験活動311選択選択
介護等体験演習322必修必修
4単位以上12単位以上本学が開講している科目、単位数の合計35

(f) 教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目

法令上の科目本学開講科目配当年次履修方法
必要単位数単位数
日本国憲法2日本国憲法22必修
体育2スポーツ111必修
スポーツ211必修
外国語コミュニケーション2College English I-2A11必修
College English I-2B11必修
情報機器の操作2情報処理基礎A11必修
情報処理基礎B11必修
  • シラバスはこちらより授業科目名で検索してください。

(教育職員免許法施行規則第22条6 第4号関係)

学生の教員免許状取得状況

中学校一種免許状(英語)高等学校一種免許状(英語)合計人数
2009年度141515
2010年度999
2011年度121212
2012年度151515
2013年度141414
2014年度555
2015年度222
2016年度555
2017年度666
2018年度666
2019年度666
2020年度777
2021年度666
2022年度444
2023年度666
合計117118118

(教育職員免許法施行規則第22条6 第5号関係)

教員への就職状況

中学校高等学校小学校その他※合計
正規非正規※正規非正規※正規非正規※正規非正規※正規非正規※
2010年度0701000008
2011年度0601020009
2012年度1402000016
2013年度2301001034
2014年度17040011212
2015年度27140000311
2016年度1401000015
2017年度0511010017
2018年度1511020028
2019年度3020120062
2020年度0000100010
2021年度2101000022
2022年度0002000002
2023年度1000000010
2024年度0010001020
合計144961927312576
  • 非正規には、公立学校の臨時的任用教員、公立・私立学校の常勤・非常勤講師、23区・市等で独自採用の学習指導員等を含む
  • その他は特別支援学校、養護学校

(教育職員免許法施行規則第22条6 第6号関係)

教職課程の質向上に係る取り組み

教職課程の質向上に係る取り組みとして2005年度より「教職課程年報」冊子を年1回発刊している。